母の誕生日の朝。

本日、私もついに29歳になりました。

そんなステキな日になりそうな予感…も朝イチですぐに崩れてしまってるのがネコメ流。
①2時間寝坊
②ゴミ出し忘れる
③タレメの保育園の連絡ノート書き忘れる
④腱鞘炎部分に湿布を貼ろうと、裏のセロハンをはがしたものの、そのまま置き忘れる。
(帰宅したら、若干丸まっていた)
⑤今日くらいちゃんとメイクしようと思ってたのに、案の定忘れる

まぁこんな感じで。

今年こそ、オッチョコチョイの神と忘れ物の神とは距離を置きたいと思う。
(断絶は出来ない事は前提で)



そんなこんなで、朝、タレメを起こす時の事。

まずは声掛け。
ピクリともしない。

そして、ちょっとタレメの心をくすぐりそうな言葉を探す私。


「お母さん、今日、誕生日なんだよね」


すると、目が少し開いた。
おぉ。効いた効いた。

…と思ったら…



素早い回転の後、スッと起きあがった！！

予想以上の起きっぷり！！

かーさん、ちょっとビックリ。
(どーでもいいけど、起きる時って必ずうつ伏せになってから起きるなぁ。)



そしておもむろに

「おたんじょうびは、ケーキをたべること!!!!」

と、物凄い迫力で、力強く言い放った。
(目は半分くらいしか開いてない)

…かーさん、かなりドキドキした。



更に、無言で　ｶｻｶｻｶｻｶｻ　と本棚へ行き、歌の絵本を取り出し『Happy Birthday』を流すタレメ。
(目が半目のせいか、何度かボタンを押し間違えていた)


…かーさん、目が点。


そして一通り歌が終わると
「あさは、ケーキはないの。あさはごはんなの。」


起きてからここまでの、この素早い行動に思わず感心しちゃったんだけど
多分思考回路が単純だからこそ、イメージと行動の合致が早かったのでは…。



とにかく衝撃的な誕生日の幕開けだった。(若干恐かった)

仕事を終えて、約束のケーキを購入。
タレメとネットで色々見て相談して、『31』でアイスケーキを買う事になった。

自分の名前をプレートに書いて貰うのはかなり恥ずかしかったけど、コレをタレメが自分で読めたらさぞ嬉しいだろうと思い、お願いした。



会計待ちの時に体格の良いちょっと危ない感じの男性が私を押しのけ、更に柵を越えて店の奥に入ろうとして止められていた。

店員「ちょ、ちょっと！中に入らないで下さい！」

男性「はぁはぁ、カレンダー、めくって！」

店員「まだ10月だからめくらないよ！」

男性「…」

男性は去って行った。。。
結構強引な登場をした割に、案外物分りの良い人だった。
一瞬、店の売上を狙った強盗かと思っちゃったよ。